お肉・お魚中心で、卵・乳製品・豆類や野菜等を加え、ご飯(米)・パン・麺類などは食べられる量だけ。好みによりますが塩コショウのシンプルなものが好きです。

おかずは倍、ご飯は半分、が目安ですが、好むものを好む量食べられるように用意してあげると喜ばれます。以下は一般的な量と比べたシトリン欠損症患者の食事の量です。患者さんの年齢や体格、その日の活動内容・体調、嗜好等により、調整してください。

  • ごはん・パン・麺など – 1/3~1/2
  • 肉・魚・卵・大豆製品 – ×2~3
  • 牛乳や乳製品 – ×2~3
  • 野菜・きのこ・海藻など – 同等
  • いも・果物など – 1/3~1/2
  • 油・種実など – ×2~3
  • 砂糖・みりんなど – ~0
  • 菓子 – 1/3~0

具体的なメニューはレシピ集をご参考ください。

甘さには非常に敏感で苦手としますので、調味料として砂糖やみりん、みそが多く使われる食事は好まず、塩コショウの味付けが一番好まれる傾向にあります。料理酒はアルコール成分が飛んでいれば問題なく食べる患者さんとそれでも好まない患者さんがいます。

間食には和菓子・せんべい・ケーキ・クッキー・キャンデーなどは好まれないことが多く、その代わり牛乳・ヨーグルト・ゆで卵や、ソーセージ・するめ・チーズ・ナッツなどのおつまみ系が好まれます。

より詳しく食事の量や種類についてお聞きになりたい場合は栄養相談をお気軽にご活用ください。